機能がシンプルだから、「YourDesk」は導入もスムーズ。成功例としてお客様にもご提案していきたい。

- 社名
- リコージャパン株式会社 長野支社様
- お話を伺った方
-
デジタルサービス営業本部 長野支社 ソリューション営業部 プロダクトソリューショングループ リーダー 北澤 育美様
デジタルサービス営業本部 長野支社 LA営業部 LA1グループ 野口 亮介様 - URL
-
リコージャパン長野支社
https://www.ricoh.co.jp/sales/branch/nagano/
リコージャパンは、SDGsを経営の中心に据え、事業活動を通じた社会課題解決を目指しています。新しい生活様式や働き方に対応したデジタルサービスを提供することで、お客様の経営課題の解決や企業価値の向上に貢献。オフィスだけでなく現場や在宅、企業間取引における業務ワークフローの自動化・省力化により、“はたらく”を変革してまいります。
簡単に御社の業容をご紹介ください。
リコージャパンは、株式会社リコーの販売会社として、主に製品の販売と保守サービスを提供しています。現在は、変化する働き方に対応したデジタルサービスを提供することで、お客様の経営課題解決や企業価値向上を目指しています。
リコージャパン長野支社様は長野市のどのあたりにありますか?
はい、千曲川の近くで、工業団地の一角に位置しています。長野市オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)も近くにあります。
リコージャパン長野支社は長野県全域を担当しており、お客様は製造業が多いです。業種的に従業員一人一人がデバイスを持っているわけではない企業様が多く、紙の利用率が依然として高いため、複合機と Speedoc をご提案しています。
長野県は広いため、営業活動での移動距離が長く、車で往復5時間かかることも珍しくありません。そのため、いかに効率的に働くかという点をご提案することが多いです。電子契約やデータ共有など、DX化を積極的に取り入れ、また LiveOffice 「ViCreA(ヴィクレア)」 オフィスを通じて、新しい働き方を体験していただけるようにしています。
長野県には長野支社の拠点が5か所あり、うち3拠点は ViCreA のオフィスです。
ViCreA とは、「Value innovation Creative Area」の略で、お客様の価値創造パートナーを目指した社内実践の場として運営しています。私たちの社内で新しい働き方を導入し、それがどのような変化を生んだかをお客様に共有しています。
長野オフィスの建物は1998年頃に建設されたもので、老朽化が進んでいました。また、コロナ禍以降、リモートワークで人が減っているにも関わらず、会議室が大きい、増えたリモート会議に対応できる小部屋がない、固定席があっても不在が多く使われていない、紙の使用が減っているのにキャビネットが多くオフィスを圧迫しているなど、「今」の働き方にオフィスが合わなくなっていました。
そこで、2025年5月23日にショールームをリニューアルしました。「大好きな長野で働く、私たちらしい働き方」をコンセプトに、「Like Nagano+」というテーマを掲げて取り組みました。これから社会人になる方にも、「ここで働きたい」と思ってもらえるようなオフィスを目指しています。「Like Nagano+」の「+」は、良いものをどんどん足していこうという意味があります。そのリニューアルを機に、「YourDesk」を導入しました。
「YourDesk」を導入されてみて、いかがでしょうか。
導入前は、従業員の反応が気になりました。今までは、何も気にせず席に着いていたところに、「座席を選んで着席ボタンを押す」というフローが増えるので、抵抗感があるかもしれないと思っていました。
しかし、実際に運用を始めたら、そのようなマイナスの声はほとんどなく、皆スムーズに使ってくれています。事前にマニュアルを作成して配布していたこともありますが、「YourDesk」自体がシンプルな作りになっているため、混乱なく使えているようで、否定的な声や質問は来ませんでした。
オフィスはどのようなレイアウトになっているのでしょうか。
今回リニューアルしたのは、長野支社のオフィスエリアである3階と4階ですが、3階は賑やかなコミュニケーションエリア、4階は集中して仕事をするエリアとなっています。
3階オフィススペース
4階オフィススペースとデジタルサイネージの様子
これまではエンジニア、営業、管理各部門のエリアが分かれていましたが、現在はフリーアドレスで仕事の内容に合わせて座席を変更しています。ハイバックのソファや、おにぎり型デスク、セミクローズのパーソナルソファなどを設置し、ミーティングにもソロワークにも対応しています。他にも、プレゼンスペース、キャビンスペースなどがあります。
集中して作業をしつつ、必要に応じてコミュニケーションが取れる多角型デスクと、Web会議などで活用できるソロワークスペース
キャビンスペース
ロッカースペースに「YourDesk」が表示されるタッチパネルを設置して、出勤してすぐ座席を選ぶことができるようにしています。社員証がFeliCaカードなので、それをICカードリーダーで読み取っています。
社員証で「YourDesk」にログイン
打ち合わせで使うようなデスクは一人が予約すればいいようにしています。営業など朝早くオフィスに来てすぐ外出する人が使いやすいように、入り口付近に予約不要の座席も用意しています。
「YourDesk」の機能にさらに求めるものはありますか。
稀なケースかもしれませんが、リコージャパン長野支社のお客様対応メンバーは、朝出社して短時間のミーティングをした後、各自外出します。そのミーティングで使用するデスクは9時~9時10分の間は使わないように周知して運用していますが、「YourDesk」のシステム上で、特定の時間を予約不可にできるような機能があると便利かと思います。
最後に、「YourDesk」に関しての、今後の御社の展望をお聞かせください。
長野では、フリーアドレスを導入している企業がまだ少ないです。導入しても、結局座席が固定化してしまったり、誰がオフィスに出社しているのかわからないといった問題が出てきてしまいます。今回リコージャパン長野支社で「YourDesk」を導入してみて、その問題はクリアできているので、参考事例としてお客様にご紹介していきたいと思います。
-YourDesk スタッフ一同より-
リコージャパン長野支社様が、とても長野を愛していらっしゃること、お客様にとってより効率的で快適な働き方をどのようにご提案するか常に考えられていることがわかるインタビューでした。これからも「YourDesk」をよろしくお願いいたします!