その「5分」は、ただの散歩ではありません
「〇〇さん、どこにいるか知りませんか?」
フリーアドレスのオフィスで、このような会話を耳にすることは日常茶飯事です。広いフロアを歩き回り、目視で同僚を探す。一見するとコミュニケーションの一環のようにも見えますが、経営的視点で見れば、これは明確な「損失」です。
本稿では、人探しに費やす時間を経済学における「探索コスト」として定義し、それが組織全体に与えるインパクトと、解消するためのアプローチを考察します。
1. 経済学で見る「探索コスト」
経済学には、取引相手や商品を見つけるためにかかる費用や手間を指す「探索コスト(Search Cost)」という概念があります。これをオフィスワークに当てはめてみましょう。
■ 「ちりつも」で膨れ上がる損失
1回の人探しにかかる時間はわずか数分でも、年単位で計算すると無視できない数字になります。
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試算例:
1回5分の「人探し」を、全社員100人が1日1回行ったとします。- 1日:500分(約8時間)= 1人分の労働力が丸ごと消失
- 1ヶ月:約20営業日で160時間 = 1ヶ月分の給与に相当
- 見えないコスト:
この時間は何の成果も生まない「完全な死に時間」です。フリーアドレス導入によって家賃(固定費)を削減できても、探索コスト(変動費)が増大しては、ROI(投資対効果)は悪化します。
2.「割り込み」による二次被害
人探しの弊害は、探している本人だけの時間損失に留まりません。周囲を巻き込む「二次被害」が発生します。
■ 集中力の分断コスト
「〇〇さんの居場所」を聞くために、周囲の同僚に声をかける行為は、他者の業務を強制的に中断させる行為です。
- 再開のコスト:
カリフォルニア大学の研究によると、一度中断された集中力が元のレベルに戻るには、平均して「23分」かかると言われています。 - 連鎖する非効率:
たった一人の「迷子」が、聞かれた周囲数人の集中力をリセットさせ、組織全体のパフォーマンスを低下させる負の連鎖が起きます。
3. デジタルで「ゼロ・サーチ」を実現する
物理空間を歩き回って人を探すのは、インターネットがない時代に図書館で本を探すのと同じくらい前時代的です。情報はデジタルで検索するのが現代の作法です。
■ 検索コストを限りなくゼロにする
「誰がどこにいるか」という情報は、可視化されていれば1秒で取得可能です。
- 位置情報の共有:
お互いの居場所を常にオープンにすることで、探すという行為自体をなくします。 - コンテキストの共有:
単なる場所だけでなく、「今話しかけていいか(ステータス)」も同時に共有することで、無駄足や空振りを防ぎます。
【まとめ】「探す」をやめて「見つける」へ
「あの人はどこ?」とキョロキョロしている時間は、何も生み出しません。
その時間を、創造的な業務や、有意義なコミュニケーションに使ってください。
- 探索コストを意識し、無駄な歩行を減らす。
- 割り込みを減らし、同僚の集中を守る。
■ 名前を入れるだけで、すぐに会える
座席管理システム「YourDesk」は、オフィスの検索エンジンです。
- 一発検索:
検索窓に名前を入れるだけで、フロアマップ上の居場所がピンポイントで表示されます。 - グループ検索:
「営業1課」などのチーム単位で居場所を把握することも可能です。
アナログな「人探し」は今日で終わりにしましょう。
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